teteヘアカラーの薬剤には1剤と2剤に分かれており、2つの薬剤を混ぜて作られます。
1剤には酸化染料、アルカリ剤、界面活性剤が含まれ、2剤には過酸化水素が含まれます。
2剤の過酸化水素には濃度の違いがあり、髪の状態や目的で使い分けます。ヘアカラーをする人の多くは、既にヘアカラーをしている人。つまり、髪の90パーセントは既染部の状態です。
そこで、髪の状態によって2剤の使い分けをします。市販されているホームカラー剤の過酸化水素は6%のみ、対してサロンで使用する2剤は1〜6%のものがあり、使い分けができます。
サロンカラーはお客様の髪のダメージ、既染部の状態に合わせて2剤の使い分けをしたり、1剤も使い分けて、薬剤の選定、配合をして新しく伸びてきた部分と既染部の薬剤の使い分けをしています。
サロンで使用するカラー剤は髪と皮膚へのダメージを抑える為、揮発性(自然に蒸発する)のアルカリ剤(アンモニア水)をメインに配合しています。においは強く感じますが、髪に残りにくいというメリットがあります。
市販されているホームカラーはツンとしたにおいを解消する為、においの少ないアルカリ剤がメインに配合されています。においは少ないですが、髪・皮膚に残りやすく、ダメージにつながりやすくなります。
L’Aube roiでは、担当スタイリストがお客様の髪の状態をしっかりと判断させて頂き、適切な薬剤を使用し、お客様のご要望にお応えさせて頂きます。
①パーマ剤による褪色
パーマ剤(還元剤)により、毛髪内部で繋がって発色しているヘアカラーの染料の鎖が切られ、毛髪外部に流出してしまいます。
⇒低pH、低アルカリ度のパーマ剤にて施術する。
※L’Aube roi で使用しているパーマ剤は低pH低アルカリのコスメパーマ剤です。
②紫外線(光)の影響
⇒直射日光はなるべく避ける
③シャンプーの種類
⇒洗浄力のマイルドな低pHタイプのシャンプーをオススメします。
④自然乾燥
髪は濡れたままだと、膨潤している為、内部の成分も流出しやすい状態になります。
⇒自然乾燥ではなくドライヤーを使用して乾かす事で防ぐことが出来ます。